海の底に、街がありました。
街の中央には一本の大きな樹。
その樹は光合成で酸素を作り、その街に空気を供給する。
少女は思う、私は知りたい。
少女は思う、私は救いたい。
少女は思う、私は守りたい。
少女は思う、私は、誰?
世界を動かしているのはいったい『誰』の意思なのだろう。
ここにいる私は、いったいどこに行くのだろう。
人の意思と後悔をのせて、その街は今日も海の底。
いつかくるその日を前に、その街は今日も海の底……
――全ての植物に、幸あれ。
劇団「劇団ごっこ」第3回公演 「少女アムリタ」
作・演出 竹内康介
2013年2月16日(Sat) 15:00/19:30
17日(Sun) 15:00
(開場は開演30分前より)
全公演終了いたしました。ありがとうございました。